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イタリアン ワインバー 【エノテカサイトウ】

突然の日常ネタ。

自分の住んでいる街の駅前商店街の一角に、昨年オープンしたばかりの小さなイタリアンワインバーがあります。なかなか行く機会が持てず、いつも前を通り過ぎていたのですがようやく先日、深夜に一人で行ってみました。土曜の深夜という事もあったためか他にお客さんはおらず、カウンター越しにご主人とゆっくり話しながらワインや料理を頂きました。

ワインはグラスで¥500〜とお手頃価格のものから高級なものまで、ご主人が「美味しい」と思ったものを置いてあるとの事。料理もワインのおつまみにちょうど良い小さめサイズのものですが、こちらもご主人が自信をもって調理されているだけあり、カジュアルでありながら本格的でとても美味しくいただけました。

正直、ブログに書く事なんて全く想定していなかったので、料理の写真とか一切撮らずに食べてしまいました(笑) なので、食べログのリンクを貼っておきます。
エノテカサイトウ

基本的に店は19:00にオープンして翌05:00まで営業しているのですが、休みは月に1日程度。それでもお客様から「今日開いてますか?」と電話が掛かって来ると、休みでも思わず営業してしまうんだそうです。それでも、ご主人は「自分が美味しいと思って選んだものや作ったものを、お客様に提供して喜んでもらえる事」が本当に楽しいので、苦にならないのだそうです。

その気持ちの原体験となったのは、ご主人が電気系の高校生だった頃の話。バブル期だった事もあり、在校した高校には条件の良い求人が次々と舞い込み、引く手あまたの状態でした。条件を比較しながら就職先を検討する友人たちの姿に当時のご主人は疑問を感じたのだそうです。「自分たちは電気が好きで、それを仕事にしたくてここに来ているのに、何か違うんじゃないかな?」と。

そこで、彼は自転車で日本一周の旅に出ます。現地で食材を調達して自炊しながら野宿という生活の中で、北海道に滞在したある日彼は30代の男性と知り合います。その男性に自分の料理を食べてもらったところその男性は「美味い」と、その料理をほめたそうです。その時出した料理が何だったかも覚えていないのですが、ご主人はその時「自分が作ったものを食べてもらい、喜んでもらえる」ことをとても素晴らしい事と思い、「これを自分の仕事にしたい」と感じたそうです。

そして今でもその気持ちのまま、お客様に美味しいお酒や料理を提供し続けているのだそうです。

自分も最初に見よう見まねでデザインしたパンフレットで人に喜んで貰えた事が切っ掛けでデザインの仕事をしていますが、18のときからその時の気持ちを忘れずに続けられるとは。

是非、見習いたいものです。


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